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●グランドトーナメント予選 (3月27日)
池袋サンシャインシティ文化会館4F 展示ホールにおいて2003年度の集大成である「グランドトーナメント」予選が行われました。
発売後1ヶ月の「宿命の螺旋」のカードが公式大会で使用可能となり、新ルール「ハンガー」が加わった「ルールブックVer.6.0」が適用された初の環境のため、大変注目の集まる大会となりました。
参加者は、全国の「ショップチャンピオンシップ決勝」を勝ち抜いてきた猛者や、各地方のガンダムウォーツアーで「ハイランダートーナメント」や「チャンピオンシップ決勝」で好成績を残してきた強豪ばかり。
春休みということもあってか昨年よりも多い500名以上がエントリー。
4ブロックに別れて各ブロック予選突破の「ベスト8」を目指す、激しい戦いが繰り広げられました。 |
デッキ傾向は「青単色中速デッキ」「緑単色速攻デッキ」「赤単色サイコミュデッキ」「茶単色破滅デッキ」を中心とした、相変わらずの混戦模様。
昨年と異なるのは「茶」と「黒」の単色デッキの増加と、安定しているといわれた「青単色速攻デッキ」の減少といったところでしょう。
予選突破を突破したプレイヤーが一番使用していたデッキタイプは「緑単色速攻デッキ」がダントツで「11」。
つづいて「茶単色破滅デッキ」が「6」、「青単色中速デッキ」と「赤単色サイコミュデッキ」がそれぞれ「4」という結果でした。 |
●グランドトーナメント決勝 (3月28日)
翌日は場所をかえ、池袋サンシャインシティ文化会館3Fミプロ展示場において、ガンダムウォー世界一を決定する「2003年度グランドトーナメント決勝」が行われました。
選択されたデッキは様々でしたが、主なデッキタイプは5つ。やはり一番使用者が多かったのが「緑単色速攻デッキ」(使用者12名)で、バリエーションも一番豊富でした。
その次に多いのが「青単色中速デッキ」(使用者11名)。《Zガンダム(ロングビームサーベル装備)》や《ガンダム(ハイパー・ハンマー装備)》の人気は相変わらずでした。 |
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そして2003年度を象徴するように「茶単色中速デッキ」(使用者9名)が3番人気。「バルチャー」ユニットを中心とするデッキが主流でした。
「赤単色サイコミュデッキ」(使用者8名)は新たな環境でも、大きな変化がないのが強みで、その安定感が人気を集めていました。
最後に「黒色デッキ」(使用者6名)。「中速タイプ」のデッキが増えてきたことによって注目を集め、GT参加者の1割が使用するという結果となりました。 |
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5回戦まで結果で、全勝者は「赤単色サイコミュデッキ」を使用する「芦田淳」さんと「茶単色中速デッキ」を使用する「藤江大輔」さん。
前日の厳しい予選を突破したふたりが決勝の特設ステージで雌雄を決することとなりました。一本目は「芦田淳」さんの勝利、二本目は「藤江大輔」さんの勝利と
、どちらもデッキの力を出し切っての好勝負は、三本目、「芦田淳」さんの攻撃を「藤江大輔」さんがユニットでブロックするも、《キュベレイMK-II(エルピー・プル機)》の「マルチプル」の効果によって加えられた
「サイコミュ」によって破壊され、勝負あり。
「芦田淳」さんが見事「2003年度グランドトーナメントチャンピオン」の座を獲得しました。おめでとうございます。 |