ゲームチュートリアル&レギュレーション

レンスト研究室
【XG2弾環境お勧めデッキ紹介! その3】
 皆さん、レンストしてますか!?

 「ヒーローが好きでレンストを買ってみたけど、デッキの作り方がわからない!」…なんてお嘆きのアナタも! そうじゃないアナタも! これを読めば、オススメのカード&デッキ構築のヒントが手に取るようにわかる! …はず!

 デッキ紹介もこれで3回目。と言うことで、今回はこれまでのデッキより1段階上のテクニカルなデッキを作ってみましょう。

デッキ名

単ファイズシンドローム」

爽快度 ★★★
安定度 ★★★★
構築難度 ★★★★
プレイング難度 ★★★★

(★5段階評価)


キーカード

『仮面ライダーファイズBF(ブラスターフォーム)』『ライフバード』『ランドバルカン』『がんがんじい』

解説

 コマンドゾーンの操作と捨札からのカード回収を得意とするET(アーステクノロジー)は、SPを獲得する基本のCN(コンビネーションナンバー)が「5」と他と比べて一番遠い値。全体的に「攻撃」よりも「防御」を優先した、レンストの全カテゴリの中でも“玄人好み”なカテゴリと言えます。

 構築とプレイングの難易度は高いデッキですが、使いこなせればTCGの醍醐味をこれ以上無く味わえるデッキになるはずです。

 今回作るこのデッキは、『仮面ライダーファイズBF』ETの優良なライダー、各種ビークルとの連携を軸にしたコンボデッキ。ETのカードだけで組むため、デッキ内のカテゴリの比率などは考えなくて良いのもメリットです。

 『仮面ライダーファイズBF』はこのデッキ1番のポイントゲッター。

 SP1に《ウイング》持ち。【強化クリムゾンスマッシュ】の効果は任意で使用でき、発動タイミングは「BPが本来のBPではない敵軍ユニットにアタックするとき、バトルの前に」なので、本来のBPから「+」でも「-」でもOK。修正後のBPが自分より高い相手でも効果で除去することができ、さらにこのとき飛ばしたユニットのBP下三桁が500だったなら、相手に1点ダメージを与えることができます。これは《ウイング》を使用してのアタック時にも発動可能です。

 ただし、何らかの効果によってアタックした敵軍ユニットがその場に留まった場合は、通常どおりバトルが行われます。『仮面ライダーファイズBF』がBPで負けていれば普通に撃破されてしまうので気をつけましょう。

 ラッシュには「自軍『仮面ライダーファイズ』1体をコマンドゾーンに送るか捨札にする」と言う追加条件を持ちますが、これもまたコンボの動きに繋がります。

 この『仮面ライダーファイズBF』を中心とした動きがこのデッキのメインになります。
 『ライフバード』はカテゴリにETを持つユニットがストライクしてダメージを与えたとき、自軍捨札の中からSユニットのカードを相手に1枚選ばせ、それを自分の手札に加えることができると言う回収効果を持った常駐オペレーション。

 SP1を持つ『仮面ライダーファイズBF』をメインに据えたこのデッキで採用しない手はありません。捨札から手札に加えるカードを選ぶのは相手ですが、確実にSユニットを回収できます。

 レンストは(基本的に)相手に7点ダメージを与えればゲームに勝利するため、ストライクのみでダメージを入れたとしてもこの効果を使える機会は6回ほど。これは一見少ない数のように思いますが、ダメージ1点+Sユニット1体回収は想像以上に強い効果です。

 注意点は、この効果が発動するのはETを持つユニットがストライクしてダメージを与えたときだけということ。ストライクしたけれど何らかの手段で防がれてダメージが入らなかった場合や、先の【強化クリムゾンスマッシュ】の効果などで直接ダメージが入ったような場合は発動しません。
 『がんがんじい』は、BP500とバトルには適さないものの、「BP2000以上の敵軍Sユニットにアタックされない」と言うテキストを持ち、意外と撃破されなかったりします。

 【日本一の正義の味方】はかなり便利で、自軍ターン中これがバトルエリアに出たとき、自軍バトルエリアから特徴「仮面ライダー」を持つユニットを1体選んでラッシュエリアに戻すことができます。

 主にユニットを守る目的で使われ、ラッシュエリアに戻したユニットはそのターン中にもう一度バトルエリアに出ることはできませんが、戻したユニットが《ウイング》を持っていれば、それを発動してのアタックは可能です。

 ラッシュエリアバトルエリアに比べればはるかに安全。大事なユニットは守りつつ攻めることが勝利の鍵です。
 『ランドバルカン』は、コマンドゾーンにあるリリース状態のSユニットのカードを2枚まで選び、ラッシュエリアに出すことができるオペレーションカード。

 必要パワーと追加条件は満たす必要がありますが、ポイントは“手順は1つずつ行う”と言う原則。

 このカードがあれば、コマンドゾーンを「Sユニット保管庫」のように考えることができます。コンボの一翼を担うカードです。
序盤のプレイング

 チャージはパワーを優先に。段階的にユニットをラッシュし、出てきた敵軍ユニットは適宜撃破しましょう。撃破されたSユニットは後々『ライフバード』の効果で回収できるので、バトルエリアに出ることを躊躇する必要はありません。

 迎撃で並べたついでに『アオレンジャー』で敵軍コマンドを操作、敵軍コマンドがホールドされてない場合は『メガブラック』で自分のコマンドを増やすなど、積極的に効果を使って行きましょう。

 大きめの敵軍ユニットは『ダイヤジャック』【ダイヤソード】から『仮面ライダーレイ』【ブリザードクロー・エクスキュージョン】に繋ぐコンボで撃破するのが最近のETの定番。効果によりBP7000以下の敵軍ユニットを撃破した上さらにアタック可能と、2枚コンボとしては破格のパワーです。




今、ETの精鋭たちが行く

 ナンバー稼ぎには低パワーで《レジスト》を持つ『カメロック』、アタックはできないものの、高いBPを持つ『ソルドーザー』なども悪くないでしょう。ラッシュエリアに戻るときにコマンドを増やせる『ロボコン』なんかも良いですね。





マシンなので涙は流しませんが、燃える友情はわかります

 RCを持つユニットでは、撃破能力を持つ『仮面ライダースーパー1』《ウイング》を持たないユニットにアタックされない『スカイライダー』、自軍コマンドを循環させる『バイクル』などがオススメ。序盤用のビークルは、低パワーかつ山札チェックが可能な『トライチェイサー』あたりが良いでしょう。





バイク乗り魂を見せてみろ! 約1名は自力で走ってますけど!

 これらを使い、デッキをしっかりと回していくのがポイントです。
『ライフバード』を貼り、パワーが5以上、コマンドが2~3枚作れたら下準備は完了です。


中盤以降のプレイング

 さあ、ここからが本番。

 ストライクして打点を出すメインのユニットとなる『仮面ライダーファイズBF』をラッシュするには、自軍『仮面ライダーファイズ』1体をコマンドゾーンに送るか捨札にする必要があります。追加条件を満たすのに使える『仮面ライダーファイズ』は以下の3種類。




数値及び能力違いの3種類の『仮面ライダーファイズ』

『ディケイド ファイズ』「これは『仮面ライダーファイズ』としてつかえる。」ので、『仮面ライダーファイズBF』の追加条件を満たすことができます。

『仮面ライダーファイズ(RK-064)』『仮面ライダーファイズ(XG2-078★)』の2枚は同名カードなので、デッキに入れられるのは両者の中から計3枚までな点に注意。どちらのカードもこのデッキとの相性は良いので、比率は一考したいところです。

『仮面ライダーファイズBF』をラッシュしたら、『がんがんじい』がいることを確認して早速ストライクしに行きます。ここからが、このデッキのお楽しみタイム。

『仮面ライダーファイズBF』ストライク『ライフバード』の効果を発動してSユニット回収



『がんがんじい』バトルエリアに出し『仮面ライダーファイズBF』ラッシュエリアに戻す



ラッシュエリアから『仮面ライダーファイズBF』《ウイング》を使ってアタック!
【強化クリムゾンスマッシュ】が決まればユニット除去、あわよくば1点ダメージ!

 以上が理想の動き。まぁ、そうそう都合よく行くときばかりではありませんが。

 このとき、『仮面ライダーファイズBF』の【強化クリムゾンスマッシュ】を使用するためには、BPが本来の数値では無いユニットが敵軍バトルエリアにいることが前提になります。普通に戦っていたのでは相手のデッキやカード次第となり、折角の効果が発動できないことも。これを安定して使うために、敵軍ユニットのBPを変動させる効果を持ったカードを入れておきましょう。

 『隊員コード153ショウ(XG2-085)』【日本刀】の対象はOTDA限定になりますが、エリアにある全てのSユニットに適用され、低パワーかつCN1で発動するのが強み。

 『カブトロー』【カブトローサンダー】の対象は敵軍バトルエリアのSP欄が空欄でないユニット1体ですが、これも馬鹿にできません。『仮面ライダースーパー1』の【赤心少林拳】の対象にするためにBPを下げる使い方もありますね。

 中でも一番良い仕事をするのが『仮面ライダーデルタ』です。RC【デルタムーバー】の効果は、敵軍バトルエリアの全てのSユニットをBP-500します。これによりBPの下三桁が500になったユニットを【強化クリムゾンスマッシュ】で吹き飛ばすことができれば、1点ダメージのボーナスゲットです。BPは低いものの《レジスト》SP1/5を持つので、自身でもストライクをして行けます。

 同様にBP下三桁を500にするなら『オートバジンBM(バトルモード)』の【バスターホイール】などもありますが、手間と性能を考えると『仮面ライダーデルタ』に軍配が上がるでしょう。




修正の結果BPが0になったユニットは撃破されるので、これらの効果で倒してしまうのもアリ

 さて、話は戻ってラッシュエリアでホールド状態になった『仮面ライダーファイズBF』ですが、次の自分のターンまで生き残っていればしめたもの。「自軍Sユニットを1体コマンドゾーンに送るか捨札にする」の追加条件を持つユニットを、『仮面ライダーファイズBF』コマンドゾーンに送ってラッシュします。




ここでラッシュするのは、除去能力を持つ『ランドライオン』やSP1を持つ『ダイナマッハ』などがオススメ。

 そしてここで『ランドバルカン』を使用! まず1枚目に『仮面ライダーファイズ』を選びラッシュエリアに出します。



 そして2枚目に『仮面ライダーファイズBF』を選び、追加条件を満たすために、1枚目に出した『仮面ライダーファイズ』コマンドゾーンに送ってラッシュ!



 なんということでしょう。Mユニットを1体ラッシュできた上に、リリース状態の『仮面ライダーファイズBF』が帰ってきました。

 さらにコマンドゾーン『仮面ライダーファイズ』はリリース状態で置かれています。そこから追加でユニットを展開しても良いですし、『新体操アクション』や、ET屈指の強力オペレーション『宏のオルゴール時計』などのカウンターを使うためのコマンドとして残しておくのも良いでしょう。




『宏のオルゴール時計』は敵軍バトルフェイズを消し飛ばすッ!

 『ライフバード』の効果で回収したSユニットや各種オペレーションを駆使して攻めを継続していけば、勝利は決まったも同然でしょう。

デッキ作りのポイント

 コンボデッキで重要なのは、戦いの流れの中でいかに自分の理想とするカタチを作れるか。倒さねばならないユニット、放置しても問題ない状態、仕掛けのタイミング、オペレーションの使いどころなど、相手と自分の動きを見極める能力なども必要になってきますね。

 他に入れたいカードとしては、RCを持つユニットが多いので『仮面ライダーX』は定番。コマンドゾーンにあるホールド状態のRCを持ったカードを回収しつつ、その能力を使った上でBP4000でアタック、もしくはSP1/5でストライクも可能と良いことづくし。

 SP1になる可能性を秘めた単体除去能力を持つ『仮面ライダーV3(XG-044[RK])』や、『バイクル』から繋げば効果を発動する『ファイヤー』などもオススメ。

 対処に困るほどの高いBPを持った敵軍ユニットへの対策としては『ライダーシンドローム』が良いでしょう。自軍ターン中、自身の効果でBP8000までアップする『仮面ライダースーパー1・PH(パワーハンド)』なども入れておけば、巨大ロボすら撃破可能です。




パワーをライダーシンドロームに! いいですとも!

 いっそのこと『仮面ライダーファイズAF(アクセルフォーム)』も入れて「ファイズデッキ」にしてしまうのもアリですね。




こちらもSP1ですしね

 今回はET単での作成と言うことでご紹介していますが、『ライフバード』を使うならタッチで『モモタロス(RK-142)』を入れ、ET特徴「仮面ライダー」を持つユニットをSP1にして強引にストライクする手もあります。また、ETを持ったマルチカテゴリのユニットでストライクしたときにも効果を発動できます。

 基本コンボに使うカード以外は、どれを何枚選ぶかはあなた次第。別のコンボを組み込んだり、他のカテゴリを混ぜても面白い動きができそう。自分の使いやすいデッキのカタチを見つけてみましょう!

ぜひ作ってみてくださいね!