皆さんこんにちは。
「レンジャーズストライク SPECIAL
METAL EDITION」(以下「メタル」)
が5月下旬から全国にて発売されております! 皆様はもうお手に入れられたでしょうか?
今回のコラムでは「メタル」から新たに加わった能力、『チェイス』の詳細を徹底解剖して行きたいと思います!
では、まずカードに記載されたテキストを見てみましょう。
今回の「メタル」で『チェイス』を持っているのは、【宇宙刑事ギャバン】と【宇宙刑事シャリバン】の2体のみ。ここでは【宇宙刑事ギャバン】を例とします。
『チェイス』は、《これがライド中にユニットでなくなるとき、かわりにこれがライドしているビークルを捨札にしてから、ライドされていない自軍ビークルにライドさせてもよい》と言う能力。つまり、「今ライドしているビークルを捨札にして、別のビークルにライドしなおすことによって、そのユニットを『ユニット』として留める」と言う効果です。
「ユニットでなくなるとき」と言うのは、「撃破されて捨札になるとき」や、「パワーゾーンに送られるとき」、「コマンドゾーンに送られるとき」、「パワーゾーンにダメージにして置かれるとき」、「山札に戻されるとき」などのことを指します。これは、「ラッシュエリアからバトルエリアへ引っ張り出されるとき」や、「バトルエリアからラッシュエリアへ押し込まれたとき」なども含んだ「場を離れるとき」とは違いますのでご注意を。
では実際に、『チェイス』を使う様子を再現してみましょう。
例えばこんな状態で【スクーパー】にライドしている【宇宙刑事ギャバン】が【暴魂トップガンダー】にアタックされました。
BP6000対BP4000ですから、【宇宙刑事ギャバン】は撃破され、捨札になります。
しかしこの「捨札になる」とき、【宇宙刑事ギャバン】がライドしているビークル(【スクーパー】)以外に、ライドできるビークル(【電子星獣ドル】)があるので、【宇宙刑事ギャバン】は『チェイス』を発動!
まず、今自分がライドしている【スクーパー】を捨札にします。
そして、ラッシュエリアにあった【電子星獣ドル】にライドすることで、【宇宙刑事ギャバン】はユニットとして留まることができました。
しかしこの場合、「撃破」はされている、と考えますので、【闇の戒律】などの効果は発動できます。このあたりは『レジスト』と同じですね。
『チェイス』を発動するには、以下の条件を満たしていることが必要です。
1.『チェイス』を持ったユニットがビークルにライドしている。
2.自分が今ライドしているビークル以外に、誰もライドしていないビークルがある。
以上の点さえ守られていれば、「チェイスを使うユニットのいるエリア」と「チェイスした先でライドするビークルのあるエリア」は問われません。自軍エリア内を、縦横無尽に駆け回ることができます。
そして最後に注意点。『チェイス』は、追加条件を満たすときに発動することはできません。
OTのMユニットラッシュの追加条件に、《自軍Sユニットを1体パワーゾーンに送る》と言うものがありますが、ライド中の【宇宙刑事ギャバン】もしくは【宇宙刑事シャリバン】をパワーゾーンに送って追加条件を満たそうとしたとき、状態としては「ユニットでなくなる」に該当しますが、ここで『チェイス』を発動することはできません。
今はOTを例に出しましたが、ETやMAの追加条件を満たす場合も同様に不可です。
これは「基本のルール」であり、『チェイス』のテキストに優先して適用されますので、ご注意ください。
さて、そんな【宇宙刑事ギャバン】のサポートメカたちは、彼が持つ『チェイス』を活かすための能力を持っています。
【スクーパー】は必要パワー3+でBP4000の「Sユニット」ですが、《これは、チェイスを持つ自軍ユニットがあるか、ライドされている間、Sビークルとして扱う。》と言うのがそれ。
例えばこんな状態。自軍エリアに【城忍フクロウ男爵】と【スクーパー】があるとします。
【城忍フクロウ男爵】は『チェイス』を持っていないので、このとき【スクーパー】は「Sユニット」として扱われ、ライドすることはできません。現時点では、BP4000のアタッカーです。
そこで、自分は【宇宙刑事ギャバン】をラッシュしました。
すると、「チェイスを持つ自軍ユニットがある」状態となり、【スクーパー】は「Sビークル」として扱うことになり、【城忍フクロウ男爵】は【スクーパー】にライドすることが可能になりました。その様子を想像するとだいぶ変な絵面になりますが、そこは気にしてはいけません。レンストではよくあることです。
ともあれ、この間にライドしておけば、その後【宇宙刑事ギャバン】がいなくなった後も、【城忍フクロウ男爵】がライドしている限り【スクーパー】はビークルとして扱われます。
しかし、『チェイス』を持つユニットがいないときにライドオフしてしまうと、【スクーパー】は「Sユニット」扱いに戻ってしまいますのでご注意を。
さて、この【スクーパー】、ラッシュするためには《自軍エリアに【高次元戦闘車ギャビオン】がある》と言う、今までに無い追加条件を満たさねばなりません。【スクーパー】は【高次元戦闘車ギャビオン】から発進すると言う「原作再現」のため、このようになっています。
その【高次元戦闘車ギャビオン】は追加条件の無いMビークル。
ラッシュ時に発動できる《搭載》は、《自軍山札を見て、特徴「車両」を持つSユニットのカードを1枚選び、相手に見せる。その後、山札をシャッフルし、選んだカードを山札の上に戻す》と言うもの。現時点で「Sユニット」かつ特徴「車両」を持つのは【スクーパー】のみなので、ほぼ専用の能力と言えますね。
【電子星獣ドル】は通常は「Lユニット」ですが、【スクーパー】と同じで《チェイスを持つ自軍ユニットがあるか、ライドされている間、Lビークルとして扱う。》特殊なユニット。
ライドされておらず、『チェイス』を持つユニットがいなければ、ただの「Lユニット」であり、BP5000のアタッカーとして使うことができますが、「Lビークル」として扱われている間は、ライドされない限り単体でバトルエリアに出ることはできませんし、ユニットとしてアタックすることもできません。これは「Sビークル」扱い中の【スクーパー】も同様です。
能力の《ドルファイヤー》は、《自軍ターン中、本来の特徴に「宇宙刑事」を持つユニットがこのビークルからライドオフしたとき、相手に1点ダメージを与える。》と言うもの。現在、本来の特徴に「宇宙刑事」を持つのは【宇宙刑事ギャバン】と【宇宙刑事シャリバン】のみであり、「ライドオフしたとき」が発動条件のため、これを使うと『チェイス』の発動はできなくなりますが、各種防御手段を無視して直接ダメージを与えるため、駄目押しの1点に使えば効果は絶大です。
【電子星獣ドル】をラッシュするためには《自軍「超次元高速機ドルギラン」1体を捨札にする》と言う追加条件を満たさねばなりませんが、【超次元高速機ドルギラン】は《これが自軍捨札にある間、自分が「電子星獣ドル」または「ギラン円盤」をラッシュするとき、その追加条件を満たさなくてもよい。》と言う能力を持っているので、【電子星獣ドル】を複数体ラッシュするのはそれほど難しく無いでしょう。
相互に作用しあうカードが多い【宇宙刑事ギャバン】のサポートメカたち。
上手く使いこなし、『チェイス』を最大限に活用するプレイングができれば、劇中同様に【宇宙刑事ギャバン】1人で戦うことすら可能かも!?
…
今回のコラムは以上です。
『チェイス』は、ビークルの数が多ければ多いほど、その威力を発揮します。
目立った天敵も無く、デッキコンセプトの軸になりえる能力ですので、いろいろと試してみてはいかがでしょうか?
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。 |