コラム&アドバイス

vol.8
XG第1弾発売直前!このカードに注目!!

皆さんこんにちは。

 お待たせいたしました! 「レンジャーズストライク クロスギャザー(XG)」第1弾が、いよいよこの月末から全国のカードショップなどで発売されます!

 戦隊・仮面ライダー・メタル…3つの道が重なり合い、ヒーロー達の戦いは一段と激化! 複数のカテゴリを持つ“マルチカテゴリカード”の登場など、カードゲームとしても新たな局面を迎える記念すべき弾です。

 今回のコラムでは、この中から7枚のカードをピックアップしてご紹介いたします!

■バルイーグル

・追加条件
なし

ウイング

CN5

【新飛羽返し】「SP1」
これがバトルで敵軍ユニットを撃破したとき、これが撃破したユニットと同じカード名の敵軍ユニットをすべて撃破する。
(この効果はこれがウイングでアタックするときはナンバーに関係なく発動する)

・特徴:レッド/男

 
 
『バルイーグル』はこれまでに何度もカード化されている、レンストを代表するヒーローの1人。装いも新たに《ウイング》を備えての再登場となりました。

 CN5(コンビネーションナンバー5(バトルエリアで5番目に並ぶ))、または《ウイング》を使ってアタックしたときに発動する【新飛羽返し】は、これがバトルで敵軍ユニットを撃破したとき、撃破したユニットと同名の敵軍ユニットを全て撃破する強力なもの。必要パワーは2と低いので、戦闘員デッキや、【マーフィーK9】を使って複数のユニットを展開してくるような、速攻型のデッキに対して効果を発揮します。

雷太:
「…なぁなぁ、この【新飛羽返し】で《レジスト》を持ってるヤツ撃破したら、ソイツは《レジスト》しても効果で撃破されんのかな?」
ヤス斗:
「ん? んーと…どうなるんだ?」
テクノ:
「確かに難しい問題ですね…こういうときこそ“中の人”に聞いてみましょう!」


 了解です、お答えいたしましょう。

 ここで重要なのは効果発動のタイミングです。【新飛羽返し】は「撃破したとき」《レジスト》は「撃破されたとき」に発動できる効果です。「撃破したとき」は能動、「撃破されたとき」は受動のタイミングになるため、この2つのタイミングは「同時」では無く、優先権は「撃破したとき」のほうにあります。つまり「したとき>されたとき」の順で処理されるので、順番に分解すると

【新飛羽返し】を発動して《レジスト》を持つ「ユニットA」を撃破

(撃破したとき)【新飛羽返し】の効果で「ユニットA」と同じカード名を持つ敵軍ユニットをすべて撃破

(撃破されたとき)「ユニットA」が捨札になるとき《レジスト》を発動してその場に留まる


 と言う流れになり、
「ユニットA」は《レジスト》を発動してその場に留まることができます。

 表記としては微妙な違いなうえ、効果の発動タイミングが近いために混乱しやすい部分ですが、1つ1つ確認しながらプレイしていただければ問題は無いでしょう。

 ただし、ここで撃破された「同名のユニット」は、【新飛羽返し】の「効果」で撃破されているため《レジスト》を使って場に留まることはできません。《レジスト》のテキストは「これがバトルで撃破されたとき、捨札にするかわりにこれをホールドしてその場に留めてもよい」なので、発動するには「バトルで撃破されている」必要がある点にご注意ください。

 ちなみに、ここで言う「同じカード名の敵軍ユニット」は、「これは「○○○○」としてつかえる」のように書かれている部分も含まれます

RK-023『仮面ライダー1号』=RK-175『仮面ライダー新1号』
RK-162『仮面ライダーアギトGF』=XG-064[RK]『ディケイド アギトGF』
etc...

 ゲームを有利に進めているときに、調子に乗って同じカード名を持つユニットを複数ラッシュしていると、【新飛羽返し】で一気に壊滅…なんてこともありえますのでご注意を。

雷太:
「ライダーと言えば《レジスト》だからな。効果で撃破されたときは《レジスト》使えないのがキツイぜ…」
テクノ:
「このタイミングの話は、他のモノにもいろいろとかかってきそうですね。メモしておかねば…」


■害地大臣ヨゴシュタイン

・追加条件
なし

これは敵軍ターン中、「SP1」以上のユニットとバトルしたときバトルに勝っても撃破される。

【汚れた大地】
これが自軍エリアにある間、
コマンドゾーンにある本来のカテゴリにDAを持たないカードのうち、必要パワーの数字が3以下のカードは、カテゴリにDAが追加される(この効果は重複しない)。

・特徴:メカ/人型

 
 ガイアーク幹部、三大臣の1人
『害地大臣ヨゴシュタイン』は、必要パワー4のBP6000、敵軍ターン中にSP1以上のユニットとバトルしたときバトルに勝っても撃破されるデメリットを持った、DAのSユニットとしては標準的な数値の1枚。

 このカードで重要なのは、能力の【汚れた大地】です。これはコマンドゾーンにある必要パワーの数字が3以下のカードのカテゴリにDAを追加する能力。この効果でDAを追加されたコマンドゾーンのカードは、本来持っているカテゴリとDAを持つマルチカテゴリのコマンドになり、コマンドゾーンにあるカードが「DAを持たないマルチカテゴリカード」だった場合は、3つの“マルチカテゴリ”を持ったコマンドになります。


必要パワー3以下のカードに
DAを追加する!
もしそのカードが“マルチカテゴリカード”だった場合、なんと
3つめのカテゴリが誕生するのだ!


スー:
「ふ~ん、どんなカテゴリのカードでも
『害地大臣ヨゴシュタイン』がいれば必要パワー3以下のカードはDAのコマンドとして使えるってことね。『凱聖バルスキー』と一緒に使おうかしら」
テクノ:
「ちょっと待って下さい、コマンドにカテゴリを追加されたカードは、複数のカテゴリを持つカード、つまり“マルチカテゴリ”になってしまうんですよね?」
スー:
「最初からそう言ってるじゃない」
テクノ:
“マルチカテゴリカード”は、コマンドゾーンにあるとき、
その数だけ相手のパワーにプラスされてしまうのではないのですか?」
雷太:
「そうか、【汚れた大地】の効果で自軍コマンドゾーンのカードが“マルチカテゴリ”になったら、その数だけ相手のパワーにプラスされちまうってことか」
スー:
「ちょ、それじゃ全然メリットじゃないじゃない! 
どうなってるのよ中の人!


 テクノ君の疑問は想定の範囲内!

 効果などでコマンドゾーンにあるカードが“マルチカテゴリ”になった場合は、

マルチカテゴリのルールが適用されます。

 【汚れた大地】の効果でコマンドゾーンのカードにカテゴリが追加され、その結果“マルチカテゴリ”になった場合、その数に応じて敵軍パワーがプラスされてしまいます。

 『害地大臣ヨゴシュタイン』を使う場合は、コマンドゾーンに置くカードのパワーに注意しましょう。必要パワー4以上のカードを置けば、【汚れた大地】の影響は受けませんよ。

スー:
「影響は受けませんよ」じゃないわよ! これじゃ、おいそれと使えないじゃない!
雷太:
「お、おいおい、スーのやつ凄い剣幕だぜ」
アン:
「汚れた大地は、心荒ませますからね…」
ヤス斗:
「なんのことだ?」
アン:
「いえ、こちらの話ですわ」


 おっと、話は最後まで!

 確かに【汚れた大地】の効果で自軍コマンドゾーンのカテゴリが“マルチカテゴリ”になると、その数だけ敵軍パワーにプラスされますが、【汚れた大地】の効果範囲は「敵軍コマンドゾーン」も含まれます。

 つまり、敵軍コマンドゾーンに置かれているカードが「本来のカテゴリにDAを持たない必要パワー3以下」のカードであれば、それらのカードは全て「本来のカテゴリ+DA」“マルチカテゴリ”を持ったコマンドになり、その数だけ自軍パワーがアップするのです!

ヤス斗:
「げげっ! 【汚れた大地】の効果範囲は、自軍コマンドゾーンだけじゃないのかよ!」
アン:
「自軍・敵軍の両方に影響を及ぼすのであれば、また話が変わってきますわね」
スー:
「ふ~ん、ま、そういうことなら許してあげるわ。まったく、大事なことは早く言いなさいよね!」
テクノ:
「むぅ、コマンドを強制的に
“マルチカテゴリ”にされてしまうとは…これでは、迂闊に低パワーのカードをコマンドゾーンに置けませんね…」


 ちなみに、タッグストライクでの【汚れた大地】の効果範囲は「すべてのプレイヤーのコマンドゾーン」になります。
リーダー・サポーターに関わらず『害地大臣ヨゴシュタイン』が1人いるだけで全体にかかる効果になりますので、覚えておくと良いでしょう。

 お詫びと訂正:当初【汚れた大地】の効果範囲は「自分と敵軍ターゲットプレイヤーのコマンドゾーン」と記述していましたが、正しくは「自軍チームと敵軍チームすべてのコマンドゾーン」になります。皆様には混乱とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

■兜折神

・追加条件
特徴「レッド」を持つ自軍Sユニットがある

これをラッシュしたとき、DAを持つSユニットを1体選び撃破する。

【侍武装】
自軍ラッシュフェイズ中、DAを持たない自軍Lユニットを1体選び、このユニットに重ねてもよい。これは、ユニットが重ねられている間カードとして扱い、重ねたユニットがユニットでなくなるとき捨札になる。このカードに重ねたユニットは、次の能力を得る

⇒これは敵軍ラッシュエリアのユニットにアタックできる。

・特徴:昆虫/折神獣

 殿こと『シンケンレッド』が厳しい修行の末に操ることに成功した『兜折神』は、追加条件が「特徴「レッド」を持つ自軍Sユニットがある」と言う一風変わったカード。
 他にも
『舵木折神』「特徴「ブルー」を持つ自軍Sユニットがある」『虎折神』「特徴「侍」を持った自軍Sユニットがある」と言う、本編さながらの追加条件を持っています。

 能力の【侍武装】は、DAを持たないLユニットが重ねられたときに効果を発動するもの。Lユニットで敵軍ラッシュエリアのユニットにアタックするなら『ガトリングレオ』と言う選択肢もありますが、そこは状況やデッキの内容によって使い分けると良いでしょう。
 ラッシュ時に
DAのSユニットを1体撃破できるのと、特徴「昆虫」を持つ点にも注目です。

 ちなみに、上記の「折神獣」達は追加条件を持っていますが、これらを満たしてラッシュしても、『ガンマジン』の能力【鍵の持ち主の願い】は発動しません。なぜなら、「特定のユニットがある」と言う“状態”だけを確認する追加条件の場合は、確かに追加条件は満たしていますが、“実行”はされていないからです。“実行”とは、ホールドする、捨札にする、ゾーンに送るなどして、何らかのコストを払った状態を指します。これは「折神獣」以外のカードでも同様ですので、お気をつけください。

ヤス斗:
「(…
『兜折神』『メガヘラクレス』を重ねたら、ダブルカブトムシだな…)」
スー:
「ヤス斗はまた何かくだらないことを考えてる顔ね」
雷太:
「なぁなぁ、これ、Lユニット
『兜折神』『ツバサマル』に重ねれば、《ウイング》で敵軍ラッシュエリアにアタックできるようになるんじゃないか?」
スー:
「なるんじゃない? 
『グリフォーザー』と同じことでしょ」


■仮面ライダーアギトBF(バーニングフォーム)

・追加条件
なし

【バーニングライダーパンチ】
これは、アタックしてバトルに勝つたび、可能なら追加でアタックする。ただし、これはバトルを終えるたび、このターン、BP+500され、自分がターンを終えるときBP6000以上なら撃破される。

・特徴:仮面ライダー/男/賢者の石


 マグマのように燃え滾る肉体を持つ
『仮面ライダーアギトBF(バーニングフォーム)』は一筋縄ではいかないユニット。

 【バーニングライダーパンチ】はアタックしてバトルに勝つたび、可能なら追加でアタックしなければなりませんが、バトルを終えるたびにBP+500されて行くので、倒す順番に気をつければ高いBPを持つ敵軍ユニットも撃破可能になる可能性があります。
 ただし、ここで言う「可能なら」は、例えば「自分よりもBPの高いユニットがいる場合」にもなので、アタックを開始するタイミングには注意が必要です。

 逆に「可能ではない」のは、例えば「特徴「航空機」を持たないユニットにアタックされない」「特徴「加速」を持たないSユニットにアタックされない」などの能力を持っている敵軍ユニットだけになった場合。『仮面ライダーアギトBF』は、通常ではこれらのユニットに「アタックできない」ので、敵軍ユニットがそれらの能力を持ったものだけになったときには、【バーニングライダーパンチ】の効果がストップします。

 注意すべきはそれだけではありません。バトルを終えるたびBP+500されていくのは先ほど説明しましたが、『仮面ライダーアギトBF』は自分がターンを終えるとき、BP6000以上なら撃破されてしまうのです。

 一度アタックしたが最後、高BPの敵軍ユニットにもアタックしなければならない「自滅」と、BP6000以上でターンを終えたときの「自壊」と言う、諸刃の剣とも言える2つのデメリットを持っていますが、能力自体は非常に強力なので、上手く使っていきたいところです。

アン:
『マジグリーン・マッスル』からコンビネーションすれば、ラッシュ・バトルの両エリアに好きなだけアタックできるようになりますわね」
スー:
「うん、ってことは、最初から
『ガオソウル』とか『オーラパワー』でBPを上げてやれば、敵軍の場を簡単に殲滅することもできそうじゃない? ワクワクしちゃうわ!」
雷太:
「おい、あいつら何か怖ろしいこと言ってるぞ…」
ヤス斗:
「あきらめろ…ああなったあいつらは誰にも止められん…」


■ソルジャンヌ

・追加条件
なし

CN1

【メディカルパック】
自分の手札から1枚選び
捨札にしてもよい。そうしたとき、自軍捨札からSユニットのカードを1枚選び、手札に加える。

・特徴:メカ/女/警察

 「特急指令ソルブレイン」から登場となる『ソルジャンヌ』
 CN1で発動する【メディカルパック】は、一言で言えば手札交換です。この効果はまず
「自分の手札から1枚選び捨札にしてもよい」から始まるので、捨札が1枚も無くても発動できます。

 レンストのカードの中には「捨札にあるとき」に効果を発揮するカードもあるので、上手く手札を入れ替えながらシナジーを生み出すように使いたいところ。捨札にするカードは何でもかまいませんが、手札に加えることが出来るのは「Sユニットのカード」のみなので気をつけましょう。

 直接戦闘には向かないカードですが、ここでSユニットのカードを手札に加えておくことで、次の『ソルブレイバー』へとコンボします。

■ソルブレイバー

・追加条件
なし

CN2

【ケルベロスΔ(デルタ)】
自軍ターン中、これが
バトルエリアに出たとき、このターン、これは次の能力を得る

⇒このターン中に自軍捨札から手札に加えたSユニットのカード1枚につきBP+2000される。

・特徴:メカ/男/警察


 同じく「特急指令ソルブレイン」から登場する、特装救急警察の行動隊長
『ソルブレイバー』は、必要パワー4でBP4000、SP1/5に特徴「警察」を持つ、いたれりつくせりのユニット。
 能力の【ケルベロスΔ】CN2で発動し、
このターン中に自軍捨札から手札に加えたSユニットのカード1枚につきBPが+2000されます。

 コンボとしては先の『ソルジャンヌ』のNC【メディカルパック】で手札に加えた分が基本になりますが、ラッシュフェイズ中に『スーパーレスキュー』『地球と宇宙のエネルギー』などの効果で、自軍捨札からSユニットを手札に加えた分も加算されます。

 一度効果が発動すれば、その後でSユニットが手札に加わった分もターン中はBPが加算されていきますよ。

ヤス斗:
「…って言われても、ターンが終わったら本来のBPに戻っちまうしなぁ」
スー:
「一度
バトルエリアに出た以上、『バトルダンス』とか『ゴーゴーダンプ』の効果でラッシュエリアに戻しても、そのターン中はもうバトルエリアに出られないしね」
アン:
『仮面ライダーの称号』を付けてRCにした上で、回収系の能力をひとしきり発動した後に使えば、かなりのBPアップが見込めますが…」
テクノ:
「【ケルベロスΔ】は数字のNCなので、
『戦士の魂』を使って別のユニットのBPを上げると言う手もありますよ」
ヤス斗:
「ま、
『レッドラダー』なんかを使えば、BPはわりと簡単に上がるしな。むしろそうやって回収するだけのSユニットが捨札にあるようにする下準備のほうが大変かもしれないぜ」
雷太:
「これさ、
「自軍ターン中、これがバトルエリアに出たとき、このターン、これは次の能力を得る」ってテキストがあるけど、NC(ナンバーコンビネーション)しなくても発動するのか?」
テクノ:
「いえ、CN2の表記がある以上、NCを成立させなければ効果名以降のテキストは有効になりませんので、能力はNCしなければ発動しませんよ


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 いかがでしたか?

 今回ご紹介したのは数あるXG第1弾のカードの中のほんの一部! カードリストのページでは、シークレット以外のカード情報がすでに公開されています。こちらを見ながら、新デッキの構想を練るのもまた楽しいのではないでしょうか。

 さぁ、ついに次回はXG第1弾の発売直後! と言うことで、3種類のスターターセットの改造案をお届けいたします。デッキを自分流にカスタマイズして、勝率アップを狙いましょう!

 それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。